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2025/09/30

挑むのは誰の


漲った。

というわけで一応画像貼ってるんだけど何故か忍者ツールズが反抗期起こしてて画像のアップロード受け付けてくれないんですよねえ…何なの君 大体最近編集フォーム様変わりして使いにくさ天元突破ですよほんともう引越しも面倒だからこのまま使い続けるけどいい加減にしてくれないと私もおこですよ
そして机の蛍光灯が暑いですほんと熱いです勘弁してください 最近作業する時もあまりにも熱くてやってらんないので消したままだから手元暗くてしょうがない…で、結構待ったんだけどまだ画像アップロードできませんね諦めろってか?放置安定ですね分かります

明日は夕方に歯医者!忘れるなよわし!

先日書いてたのの供養。
FF6のゾゾの街パロ

「この街は初めてか?ならいいことを教えてやろう」
雨の降り頻る、高くそびえる朽ちかけたビルが僅かな空を覆い隠すゾゾの街。昼夜の区別もないような薄暗さはどこか背筋を寒くさせる。そんな街には少々不似合いな凛とした顔立ちの男は言った。
「ここでのルールはただひとつ。【誰も信じてはならない】―――これだけだ。甘い顔で寄って来るような奴も、足があるのかないのか分からないような奴も。魔列車に乗りたくなければ、せいぜい甘言には気をつけることだな」
「まれっしゃ…」
魔列車。死者を黄泉まで運ぶ列車だ。遊馬はぶるりと身を震わせた。雨の寒さのせいでないことだけは確かだ。男は更に続ける。
「特に用が無いのであれば早々に去るがいい。ここは貴様のような子供がいていい街ではない」
「用ならある。きっとここに仲間がいる筈なんだ、あんた、何か知らないか」
「仲間?」
アストラルがどこへ去ってしまったのか方々探して、漸く突き止めた手がかりだ。こんな所で諦めるわけにはいかない。仮令この街がどれほど危険なのだとしても引き返すわけにはいかなかった。遊馬の強い瞳に押されたのか男は少し面食らって、そして考え込むような素振り。
「…流れ星がビルの頂上に落ちた、とかいう話なら聞いたが」
「本当か!?」
「ああ、物見高い奴らが何人も昇ろうとしたのだが、全員…いや」
男はそこで言葉を濁した。だがその続きはいくら遊馬でも何となく分かる、恐らくはただではすまなかったのだろう。この街は至る所にモンスターが蔓延っていていつ襲われるとも分からない。路地ですらそれでは、ビルの中は下手をすれば魔窟と言ってもいい様相になっているのだ。全員死体で帰ってきたのが関の山だろうか。
「昇るのか」
「ああ。きっとその流れ星は、俺の大事な仲間なんだ。迎えに行かなきゃ」
「その細腕で?死ぬぞ」
「死なない。こんなとこで死んだりするもんか」
まだ、こんな所では。そう言いきった遊馬をじっと見ていた男が外套を翻して立ち上がり、横に並ぶ。きょとんと目を瞬かせた遊馬をちらと一瞥して低い声で言った。
「天城カイト、だ」
「え…」
「いくら何でも、お前のような子供を見殺しにしたとあっては気分が悪い。付き合ってやる」
「い…いいのか!?ありがとうカイト!」
「…報酬はきっちり貰うからな」

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2013/08/01 日常 Comment(0)

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